【要点】

・アストロスケールの日本法人がJAXAによる「宇宙戦略基金事業」の実施機関に選定された。・同社は2026年1月29日に採択の事実を公表し、静止軌道での燃料補給技術開発を開始する。・開発テーマは「空間自在移動の実現に向けた技術」であり、電気推進薬の補給を主眼に置く。・JAXAより最大15億円の交付金が支給され、事業実施期間は4年間を予定している。・軌道間輸送機との連携や、宇宙ロジスティクスの共通規格化についても研究開発を進める。・静止軌道衛星の運用期間を延長することで、宇宙ビジネスの経済性と柔軟性の向上を目指す。・日本政府は本事業を通じ、2030年に1兆円規模へ成長する軌道上サービス市場の獲得を狙う。・本採択は1月23日に決定していたが、JAXAの承認を経て同月29日に詳細が明かされた。

【編集部コメント】

本採択は、日本政府が新設した宇宙戦略基金の第二期公募における重要案件であり、アストロスケールが低軌道で実証した近接操作技術を静止軌道へと拡張する意義を持つ。燃料補給は衛星の寿命延長に直結する次世代インフラの要であり、官民連携による技術開発は、日本の宇宙産業がグローバル市場で主導権を確保するための鍵となる。

【出典情報】

公式リリースアストロスケール、宇宙戦略基金事業に採択参照情報(報道)TipRanksmarketscreener.com