【要点】

・ドイツの宇宙ベンチャー企業であるポラリス社が連邦装備IT運用庁(BAAINBw)と新契約を締結した。・本契約に基づき再使用が可能な極超音速飛行実証機「AURORA」の製造と試験飛行を行う。・同社はこれまで複数の小型実証機で自律飛行や推進系の基礎試験に成功を収めている。・今回の実証機には高度変化に対応して効率的な推力を生むエアロスパイクラケットエンジンを搭載する。・極超音速域での安定した飛行特性の検証および機体回収技術の確立を主な目的とする。・2026年1月26日に公表されたこの計画はドイツの次世代宇宙輸送能力の強化を狙うものである。・実証に成功すれば人工衛星の低コストな打ち上げや極超音速研究のための基盤として活用される。・開発過程ではドイツ国防軍の試験場を利用した高頻度なフライトデータの取得と分析を予定している。

【編集部コメント】

ドイツ国防当局によるポラリス社への投資継続は、再使用型極超音速技術が宇宙安全保障および輸送の要になるとの判断を反映している。特にエアロスパイクエンジンの実用化は、従来のロケット技術を超える効率性を秘めており、官民連携による迅速な実証サイクルは欧州の技術的自立を支える重要な一環として位置付けられる。

【出典情報】

公式リリースPOLARIS RECEIVES GROUNDBREAKING BAAINBw CONTRACT TO BUILD AND FLIGHT-TEST REUSABLE HYPERSONIC VEHICLE参照情報(報道)Defence Industry Europejanes.com