【要点】
・シンシナティ大学(UC)の学生チームが開発した超小型衛星「BearCube-1」がNASAのプログラムに採択された。・2026年1月26日に同大学より公式に発表され、同年夏に国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられる。・打ち上げはNASAの「超小型衛星打ち上げイニシアチブ(CSLI)」の一環として実施される。・本ミッションの主な目的は、宇宙空間における新しい高速通信システムの実証実験を行うことである。・衛星には学生が独自に開発した放射線耐性の高いシールド技術も搭載されており、その有効性を検証する。・得られた実験データは地上局へ送信され、将来の深宇宙探査に向けた通信基盤の構築に役立てられる。・プロジェクトには工学や計算機科学など多様な専攻の学生が参加しており、設計から製造までを一貫して担当した。・同大学にとって学生主導の人工衛星放出は初の試みであり、学術的な人材育成と技術実証の両立を目指す。
【編集部コメント】
大学主導の超小型衛星(CubeSat)開発は、理論教育を実務に結びつける高度な教育機会として定着しています。特にNASAのCSLIを通じて打ち上げ機会を得ることは、学生にとってプロフェッショナルな宇宙開発プロセスを経験する貴重な場です。今回のミッションで検証される高速通信技術は、今後の民間宇宙利用の拡大を見据えた実益のある技術実証として位置付けられます。
【出典情報】
公式リリースUC to launch first student-led satellite with NASACubeSat Launch Initiative参照情報(報道)なし