【要点】

・2026年1月28日、米テラン・オービタルは三菱電機との低軌道実証ミッションでの協力を発表した。・同社は「三菱電機LEO実証ミッション」向けに衛星バスプラットフォーム「Nebula」を供給する。・このミッションの主目的は、軌道上での量子鍵配送(QKD)および光通信端末の技術実証である。・搭載されるペイロードは、情報通信研究機構(NICT)や三菱電機を含む日本のチームが提供する。・契約に基づき、衛星バスの引き渡しは18カ月後の2027年内を目標としている。・実証機の打ち上げは、現在の計画では2029年を予定している。・「Nebula」は高い姿勢制御精度を備え、光ダウンリンクに必要なポインティング性能を維持する。・本プロジェクトは、将来のセキュアな低軌道衛星コンステレーション構築に向けた重要な一歩となる。

【編集部コメント】

日米の宇宙産業を牽引する両社の連携は、次世代の通信インフラとして期待される量子鍵配送(QKD)の実用化を加速させるものです。特に、高いポインティング精度を要する光通信技術の実証に定評あるプラットフォームを採用した点は、開発リスクの低減と早期の社会実装を目指す戦略的な配置として位置付けられます。

【出典情報】

公式リリースTerran Orbital to Deliver Nebula Bus for Mitsubishi Electric LEO Demo Mission参照情報(報道)SpaceNewsMarketScreener