【要点】
・米コロラド州デンバーに拠点を置く宇宙ベンチャーのボイジャー・スペースが株式公開価格を決定した。・ナスダック市場への新規株式公開に際し、1株あたりの価格を14.00ドルに設定した。・今回の株式公開では普通株1,500万株を提供し、総額約2億1,000万ドルの資金を調達する。・調達した資金の主な使途は、商業用宇宙ステーション「スターラブ」の開発および運用資金である。・株式のティッカーシンボルは「VOY」として登録され、2026年1月27日より取引が開始される。・主幹事幹事としてゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの大手金融機関が参画している。・同社は国際宇宙ステーションの退役後を見据えた、民間主導の軌道上インフラ構築の中核を担う。・報道によると、今回のIPO価格設定は投資家の高い関心を反映しており、同社の成長性に期待が集まっている。
【編集部コメント】
ボイジャー・スペースの上場価格決定は、民間宇宙ステーション開発が実効性のあるビジネスモデルへと進化したことを示している。巨額の開発費を要する「スターラブ」計画において、公的支援だけでなく資本市場からの直接調達を実現した意義は大きい。ポストISS時代の覇権争いが激化する中、同社の財務基盤強化は、米国の宇宙プレゼンス維持における重要な一環として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリースYork Space Systems Announces Pricing of Upsized Initial Public Offering参照情報(報道)ReutersSatelliteToday