【要点】
・韓国のハンファグループ(ハンファシステムおよびハンファオーシャン)がカナダ企業5社と戦略的提携を結んだ。・2026年1月26日(現地時間)にトロントで開催された産業協力フォーラムにてMOUの署名が行われた。・宇宙分野では、カナダの衛星通信大手テレスサットと低軌道(LEO)衛星網の構築で協力する。・テレスサットの次世代衛星コンステレーション「ライトスピード」に対応したユーザー端末を共同開発する。・宇宙機器大手MDAスペースとは、韓国の軍用低軌道衛星網(K-LEO)プロジェクトで連携する。・MDAの最新鋭ソフトウェア定義型衛星プラットフォーム「AURORA」の導入可能性を検討する。・今回の提携は、両国政府が署名した次世代低軌道衛星通信に関する協力意向書(LOI)に基づくものである。・防衛・宇宙技術の統合により、カナダの次期潜水艦プロジェクト(CPSP)への受注獲得も目指す。
【編集部コメント】
ハンファによるカナダ宇宙企業との提携は、同社が世界の宇宙産業サプライチェーンにおいて中核的な地位を確立する戦略の一環です。特にMDAやテレスサットといった有力企業との連携は、韓国が推進する独自の軍用衛星コンステレーション(K-LEO)の高度化を加速させます。これは安全保障と商業の両面で、次世代の宇宙インフラ主導権を確保するための重要な布石と言えます。
【出典情報】
公式リリースMDA SPACE AND HANWHA SIGN MOU TO PURSUE KOREAN MILITARY CONSTELLATION PROGRAMTelesat and Hanwha sign strategic cooperation agreement for next-generation space and marine technologies参照情報(報道)SpaceQSatelliteToday