【要点】
・米アラバマ州ハンツビルにて、第2回AUKUS(米英豪による安全保障の枠組み)国防産業フォーラムが実施された。
・米下院のアダーホルト議員とストロング議員が主導し、3国の政府および産業界の代表者が集結した。
・AUKUSの「第2の柱」に位置付けられる、極超音速兵器、宇宙、量子技術、AIなどの先端能力開発が主な議題となった。
・加盟国間での円滑な技術移転を阻む、国際武器取引規則(ITAR)などの法規制の簡素化について協議した。
・宇宙ドメインにおける情報共有の強化や、衛星通信インフラの共同開発に向けた連携を確認した。
・防衛産業の集積地であるハンツビルを、AUKUSの技術革新を支えるハブとして活用する方針が示された。
・3国間のサプライチェーン(部品供給網)の強靭化と、高度な専門技能を持つ人材育成の重要性が強調された。
・報道によると、インド太平洋地域における軍事的な抑止力を維持するため、産業基盤の統合を加速させる。
【編集部コメント】
本フォーラムは、AUKUSにおける先端技術協力を実務レベルで深化させる重要な動きです。特に宇宙やAIといった分野は、次世代の防衛能力を左右する核心要素であり、3国間の法的な障壁を取り除き産業基盤を統合することは喫緊の課題となっています。民間企業の参入を促し、技術的優位性を確固たるものにする狙いがあると考えられます。
【出典情報】
公式リリース:Rep. Robert Aderholt(公式サイト)「Congressman Aderholt Convenes Second Annual AUKUS Defense Industry Forum in Huntsville」
https://aderholt.house.gov/media-center/press-releases/congressman-aderholt-convenes-second-annual-aukus-defense-industry
参照情報(報道):256 Today「Huntsville hosts second AUKUS defense industry forum led by Aderholt and Strong」
https://256today.com/huntsville-hosts-second-aukus-defense-industry-forum-led-by-aderholt-and-strong/