【要点】
・中国が2月6日、酒泉衛星発射センターから再使用型試験宇宙船を打ち上げた。
・打ち上げには有人宇宙飛行にも用いられる主力ロケット「長征2号F」が使用された。
・本ミッションは同型の宇宙船による4回目の飛行試験として実施されている。
・機体は軌道投入に成功し、予定期間の飛行後に着陸場へ戻る計画。
・LEOとは高度2,000km以下の地球低軌道のことで、多くの人工衛星が利用する。
・打ち上げの主な目的は再使用技術の検証と宇宙科学実験の実施とされている。
・実験データは宇宙の平和利用に向けた技術的支援のために活用される方針。
【編集部コメント】
中国が開発を進める再使用型宇宙船は、米国のX-37Bに対抗する技術実証機としての側面が強い。今回の4回目となる打ち上げは、再使用サイクルの短縮とシステムの信頼性向上を裏付けるものである。詳細を秘匿しつつ進められる本計画は、将来的な宇宙輸送コストの低減と、軍民両面での宇宙利用能力を高める国家プロジェクトとして位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース:Xinhua News(新華社)|China successfully launches reusable experimental spacecraft
https://english.news.cn/20260207/396edb9335a94acc94b78443c5bd7f82/c.html
参照情報(報道):Sorae(そら宇宙ニュース)|中国が再使用型試験宇宙機の4回目の飛行ミッションを実施
https://sorae.info/ssn/20260207-chinese-reusable-experimental-spacecraft-4th.html