【要点】

・フィンランドの衛星開発企業ReOrbitがGoogle Cloudとの戦略的提携を締結した。
・両社は宇宙空間におけるソフトウェア定義型のデータネットワーク構築を目指す。
・ReOrbitの衛星プラットフォームであるMuonとGoogle Cloudの基盤を統合する。
・Google Cloudが提供するVertex AIやBigQueryを活用し軌道上でのデータ処理を強化する。
・地上へのデータ送信における遅延を最小限に抑えリアルタイムに近い通信の実現を図る。
・宇宙資産と地上のクラウド環境をシームレスに接続し相互運用性の向上を目指す。
・軌道上でのデータ解析を可能にするエッジコンピューティングの推進が提携の柱となる。
・増大する宇宙データの需要に対し高度な拡張性を備えたデジタルインフラを提供する。

【編集部コメント】

本提携は宇宙空間でのエッジコンピューティング実用化に向けた重要な一歩である。
従来の地上処理型から軌道上処理型への移行は、データ通信の効率化に不可欠な要素となっている。
大手クラウドベンダーが宇宙インフラに深く関与することで、宇宙データの利活用が従来の枠組みを超えて加速することが期待される。

【出典情報】

公式リリース
ReOrbit and Google Cloud Announce “Space Cloud” in Collaboration to Unlock New Orbital Data Economy

参照情報(報道)
Via Satellite
Payload