【要点】
・モーリシャス研究イノベーション会議が同国で2機目となる衛星の打ち上げ計画を公表した。
・2021年に放出された初号機に続く、宇宙プログラムの第2段階として位置付けられている。
・新衛星の主な任務は排他的経済水域における船舶の監視や違法漁業の抑制である。
・海域の環境モニタリングや気候変動に伴う自然災害の予測精度向上にも活用される。
・国内に設置された地上局を通じて衛星データを直接受信し迅速な解析を行う体制を整える。
・衛星開発プロジェクトを通じて国内の若手技術者の育成と高度な技術移転を継続する。
・本計画は国際的な宇宙機関との技術協力を背景に進められている。
・宇宙技術の利活用を国家のデジタルトランスフォーメーションの中核に据える方針である。
【編集部コメント】
モーリシャスによる第2号衛星の投入は、島嶼国が抱える海洋管理の課題に対し、自国でデータ基盤を保有することの重要性を示している。
初号機での技術実証を経て、より実務的な監視業務へと移行する本計画は、アフリカ諸国における宇宙利活用の先進事例といえる。
経済成長と環境保護の両立を目指す同国の姿勢が鮮明になっている。
【出典情報】
公式リリース
Signature of a Memorandum of Understanding for the Joint Development of a Satellite
参照情報(報道)
Space in Africa
NewsMoris