【要点】
・米Starfish SpaceがGoogle Cloudを戦略的クラウド提供者に選定した。
・軌道上で衛星の延命や廃棄を担う小型宇宙機「Otter」を開発中である。
・自律的なドッキングを実現するソフトウェアの訓練にクラウド基盤を導入した。
・Google Compute EngineおよびGoogle Kubernetes Engine(GKE)を採用。
・仮想環境で数百万回のモンテカルロ・シミュレーションを高速実行している。
・オンプレミス機材への投資を回避し、開発コストの削減と期間短縮を実現した。
・複雑な軌道エッジケースの検証を自動化し、自律制御の精度向上を図る。
・宇宙インフラの持続可能性を高める「ソフトウェア第一」のアプローチを推進する。
【編集部コメント】
軌道上サービス(OSAM)は、宇宙ごみ抑制や衛星運用の長期化を背景に、市場の関心が高い分野である。
国家主導であった大規模な衛星補給を、クラウドでの高度なシミュレーションにより小型・低コスト化する本取り組みは、宇宙開発のパラダイムを転換させる。
ソフトウェア定義の機体開発が、今後の産業競争力を左右する鍵となるだろう。
【出典情報】
公式リリース
Starfish Space uses Google Cloud to accelerate satellite servicing in orbit
参照情報(報道)
WebProNews
National Today