【要点】

・カナダのMDA Spaceが、防衛需要を背景とした宇宙産業の急成長に対応するため人材確保に注力している。
・同社はエンジニアリングやソフトウェア開発など、高度な技術を持つ専門家を国内外から広く募集。
・地政学的緊張の高まりを受け、衛星通信や宇宙ロボティクスなどの安全保障分野の需要が急増。
・現在、同社は44億カナダドルに及ぶ大規模な受注残(バックログ)を抱えている。
・韓国の軍事衛星計画や米ミサイル防衛局のプログラムなど、重要プロジェクトの受注が相次いでいる。
・カナダ国内の人材のみならず、世界中から多様なバックグラウンドを持つ技術者を誘致する。
・宇宙産業が従来の科学探査から、防衛やデータインフラを中心とした戦略的分野へ移行している。
・同社は独自の技術力を武器に、激化する高度人材の獲得競争を勝ち抜く構え。

【編集部コメント】

宇宙産業が国家安全保障の基盤へと進化する中、MDASpaceのような基幹企業にとって人材確保は成長の生命線である。
44億ドルの受注残は、単なる収益機会ではなく、確実なプロジェクト遂行能力を問う試練でもある。
グローバルな採用戦略は、同社がニュースペース時代の防衛・宇宙インフラ市場を牽引する決意の表れと言える。

【出典情報】

公式リリース
MDA SPACE SIGNS STRATEGIC PARTNERSHIP WITH THE DEPARTMENT OF NATIONAL DEFENCE AND TELESAT TO DELIVER MILITARY SATELLITE COMMUNICATIONS

参照情報(報道)
Financial Post
Bloomberg