【要点】
・ISS国立研究所が2025年度における宇宙研究の成果が過去最高を記録したと発表した。
・2025年度の1年間で掲載された査読済み論文数は76件に上り過去最高の水準となった。
・論文の累計掲載数は約630件に達しており宇宙空間での研究が急速に拡大している。
・がん治療薬の投薬方法を改善する研究など医療分野での実用的な成果が強調された。
・3Dプリンターによるヒト心臓組織の作製に成功し宇宙でのバイオ製造の可能性を示した。
・加齢黄斑変性症の治療に向けた研究では網膜細胞の機能維持に関する知見が得られた。
・材料科学分野において微小重力環境を活用した高性能な光ファイバーの製造が行われた。
・民間企業との提携を通じた研究が増加しており低軌道経済の活性化が加速している。
【編集部コメント】
ISSにおける研究は、基礎科学から地上での社会課題解決を目指す実用段階へと移行しつつある。
特にライフサイエンス分野での成果は、ポストISS時代における民間ステーションの経済的価値を証明する重要な根拠となる。
宇宙環境を産業インフラの一部として捉える動きは、今後も官民連携を通じてさらに強固なものとなるだろう。
【出典情報】
公式リリース
ISS National Lab Marks Record Year for Space-Based Scientific Results
参照情報(報道)
West Orlando News