【要点】

・中国科学院(CAS)力学研究所が開発した実験ペイロードにより実施された。
・再使用型サブオービタル宇宙機「力箭1号(Lijian-1)Y1」に搭載された。
・中国として初めて宇宙空間での金属アディティブ・マニュファクチュアリングに成功。
・高度約120キロメートルの微小重力環境下で金属部品を自律的に製造した。
・レーザーを用いたワイヤー供給方式の積層造形技術が採用されている。
・微小重力下での溶融池の挙動や材料輸送、凝固に関する貴重なデータを取得。
・実験終了後、ペイロードを搭載したカプセルは地上へ無事に帰還し回収された。
・将来の宇宙インフラ構築や軌道上での部品修理に向けた重要な一歩となる。

【編集部コメント】

中国による宇宙での金属3Dプリント成功は、地上研究から軌道上での実用検証への移行を象徴している。
ワイヤー供給方式の採用は、微小重力下での部品製造や補修に有効であり、長期運用や深宇宙探査における補給依存の低減に寄与する。
軌道上製造分野での国際競争力が一段と高まった。

【出典情報】

公式リリース
China Successfully Conducts First Metal 3D Printing Experiment in Space

参照情報(報道)
Metal Additive Manufacturing