【要点】

・インドのムルム大統領が連邦議会両院の合同会議において、同国の宇宙開発の成果を強調した。
・シュバンシュ・シュクラ飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)滞在を「歴史的な旅の始まり」と称賛した。
・宇宙観光がインド国民にとって身近なものになりつつある現状に言及し、産業の広がりを示唆した。
・今後数年以内に独自の宇宙ステーション「バーラティヤ・アンタリクシャ・ステーション」を建設する方針を再確認した。
・2月6日、シュクラ飛行士はゴア・ブック・フェスティバルに登壇し、学生らと直接交流した。
・18日間にわたるISSでの滞在経験を共有し、宇宙環境での実験や生活の重要性を語った。
・有人宇宙飛行計画「ガガンヤーン」の進展や、将来の月探査に向けた野心的な目標を提示した。
・2047年までの「先進インド」実現に向け、宇宙分野が技術革新の中核を担うとされている。

【編集部コメント】

ムルム大統領の演説は、宇宙開発を国家の誇りだけでなく、経済と安全保障の基幹インフラとして位置付ける強い意志を示している。
特に独自の宇宙ステーション建設への言及は、低軌道における自律的な活動拠点の確保という戦略的優先順位を明確にしたものだ。
シュクラ飛行士による草の根の啓発活動も相まり、次世代の技術者育成と国民の支持を背景とした開発加速が期待される。

【出典情報】

公式リリース
ADDRESS BY THE HON’BLE PRESIDENT OF INDIA, SMT. DROUPADI MURMU TO PARLIAMENT

参照情報(報道)
The Economic Times
The Economic Times