【要点】

・2026年2月2日に実施されたスターリンク衛星の打ち上げにおいてファルコン9ロケットに不具合が発生した。
・第2段エンジンが衛星の放出後に実施する大気圏再突入のための燃焼工程で異常が確認された。
・衛星の軌道投入自体は予定通り成功しておりミッションの主目的への影響は回避されている。
・SpaceXは連邦航空局の監督下で第2段エンジンの再点火失敗に関する詳細な原因究明を開始した。
・同社は不具合調査と並行してテキサス州の施設で次世代ロケット「スターシップ」の地上試験を再開した。
・スターシップの飛行試験に向けた準備プロセスは今回の運用停止の影響を直接的には受けていない。
・調査の進捗次第では今後のファルコン9の打ち上げスケジュールに調整が生じる可能性がある。
・同社は過去の事例に基づき迅速な原因特定と対策実施による運用早期正常化を目指す方針である。

【編集部コメント】

ファルコン9は世界で最も高い打ち上げ頻度を誇る機体であり、僅かな不具合も世界の衛星打ち上げ網に波及する。
今回の事案は第2段の廃棄工程での異常であり即時の運用停止には至っていないが、信頼性維持のため厳格な調査が求められる。
スターシップ開発を停滞させない姿勢は、同社のスピード重視の経営を鮮明にしている。

【出典情報】

公式リリース
Starlink mission update

参照情報(報道)
Space.com
Talk of Titusville