【要点】

・Agile Space Industriesがオクラホマ州タルサで「タルサ宇宙試験センター(STC)」の建設を開始した。
・本プロジェクトはタルサ国際空港に隣接する約20エーカーの敷地に建設される。
・初期フェーズには2,000万ドルが投じられ、2027年の完成を予定している。
・将来的には総額2億ドル規模の「タルサ・スペース・パーク」へと拡大する構想である。
・宇宙空間の極限環境を模倣する高高度対応のホットファイア(燃焼試験)施設を整備する。
・小型から中型のロケットエンジンの開発・試験を支援し、民生・国防の両分野に対応する。
・国家的な課題である宇宙推進系の試験インフラ不足を解消し、米国の競争力を強化する。
・第一段階で約50人の高度技能職を創出し、地域に新たな宇宙産業エコシステムを形成する。

【編集部コメント】

宇宙開発の加速に伴い、軌道上推進システムの試験需要が急増しているが、既存インフラは質・量ともに不足している。
本プロジェクトは、このボトルネックを民間主導で解消する重要な取り組みである。
タルサは伝統的な航空宇宙産業の基盤を持っており、新たな試験拠点の整備は、地域経済の多角化と米国の宇宙安全保障の両面で大きな意義を持つ。

【出典情報】

公式リリース
Agile Space Industries Breaks Ground on New Space Test Center in Tulsa

参照情報(報道)
Construction Equipment Guide