【要点】

・インド政府は2026年度予算案において天体物理学と天文学の振興に向けた4つの重要施設の整備計画を発表した。
・ラダック地方のパンゴン湖付近にアジア最大級となる2メートル級の「国立大型太陽望遠鏡」を新たに設置する。
・同じくラダックのハンレ地区に、インド初となる10〜12メートル級の「国立大型光学赤外線望遠鏡」を建設する。
・既存の「ヒマラヤ・チャンドラ望遠鏡」を3.7メートル級へ大型化し観測感度と波長範囲を大幅に向上させる。
・アンドラ・プラデーシュ州アマラバティに教育・科学普及を目的とした「COSMOS 2 プラネタリウム」を新設する。
・宇宙局の宇宙科学分野への予算配分を前年度の約3倍となる5億6976万ルピーへ大幅に増額した。
・一連のプロジェクトはバンガロールに拠点を置くインド天体物理学研究所が主導して統括および運営を担う。
・国内の科学者らは世界水準の観測インフラ構築に向けた画期的な推進力になるとして今回の決定を高く評価した。

【編集部コメント】

大学主導の超小型衛星(CubeSat)開発は、理論教育を実務に結びつける高度な教育機会として定着しています。特にNASAのCSLIを通じて打ち上げ機会を得ることは、学生にとってプロフェッショナルな宇宙開発プロセスを経験する貴重な場です。今回のミッションで検証される高速通信技術は、今後の民間宇宙利用の拡大を見据えた実益のある技術実証として位置付けられます。

【出典情報】

公式リリース
4 TELESCOPE INFRASTRUCTURE FACILITIES TO BE SET UP OR UPGRADED TO PROMOTE ASTROPHYSICS AND ASTRONOMY

参照情報(報道)
Devdiscourse
The Times of India