【要点】

・インド政府は2026年2月1日の連邦予算案において、「半導体ミッション2.0」の正式始動を表明した。
・新たなフェーズに対し、約4,000億ルピー(約4,800億円)という巨額の予算枠が設定された。
・自国開発プロセッサ「DHRUV64」の製造や、設計エコシステムの構築を通じた自立化を加速させる。
・宇宙用人工衛星や防衛システム、AI搭載機器など、戦略的分野での半導体安定確保を目指す。
・原材料の調達から機器製造、試験、パッケージングに至る「フルスタック」の国内サプライチェーンを構築する。
・半導体設計連動型インセンティブ(DLI)を拡張し、スタートアップ企業のIP創出を支援する。
・国内外の企業に対し、半導体製造装置や素材の現地生産を促すためのインセンティブを付与する。
・2026年内の商用チップ生産開始を視野に入れ、産官学連携の訓練センターを設置する。

【編集部コメント】

インドにおける「赤井スペース」のようなAIインフラ企業の台頭は、同国のデジタル産業の深化を象徴しています。宇宙・航空分野においても画像解析や衛星データの自動処理へのAI適用が加速する中、高品質な教師データの確保は競争力の源泉となります。本提携は、既存のアドテク企業がAI基盤技術を取り込むことで、データ駆動型サービスの更なる高度化を狙った戦略的な一環と言えます。

【出典情報】

公式リリース
Union Budget 2026-27 lays emphasis on Scaling up manufacturing in 7 strategic and frontier sectors(Press Information Bureau/Ministry of Finance, Government of India)

参照情報(報道)
The Economic Times
News On AIR