【要点】
・中国航天科技集団(CASC)が第15次五カ年計画における宇宙資源開発の新たな方針を発表した。
・小惑星やその他の小天体から資源を抽出することを目的とした「天工開物」計画の予備調査に着手する。
・本計画では小惑星資源の探査、知能的な自律抽出、低コスト輸送、軌道上処理技術の確立に重点を置く。
・中国鉱業大学の研究チームが開発した微小重力環境に対応する独自の6本足採掘ロボットが公開された。
・このロボットは車輪と爪を組み合わせた構造により重力が極めて弱い天体表面での安定した移動を可能にする。
・宇宙での水資源採取によるロケット燃料の製造や地球で希少な材料の確保を長期的な目標に掲げる。
・大規模な宇宙デジタルインフラの構築と資源開発実験を統合し、宇宙空間でのデータ処理能力も強化する。
・本取り組みは宇宙資源の産業利用における国際的な優位性の確立を狙った戦略的事業である。
【編集部コメント】
オーストラリア国防省による今回の契約は、宇宙空間が軍事的な競合領域へと変質する中、自国アセットの防衛能力を民間の先端AI技術で補完する戦略的な動きと言えます。迅速な状況判断が求められる宇宙領域意識(SDA)において、SMC社が開発する自律型システムは不可欠なインフラとなります。同国の宇宙産業が、従来のインフラ提供から高度な防衛ソリューションへとシフトしている象徴的な事例と言えるでしょう。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
The Daily Galaxy
Space.com