【要点】
・2026年1月31日、中国は酒泉衛星発射センターから最新の地球観測衛星を打ち上げた。
・搭載された衛星は、アルジェリア宇宙庁(ASAL)が運用する「AlSat-3B」である。
・打ち上げには、中国航天科技集団が開発した長征2号Cロケットが使用された。
・本ミッションは、中国とアルジェリアの両国間における宇宙協力協定に基づく。
・リモートセンシングとは、電磁波を用いて遠隔地から対象物を観測・探査する技術を指す。
・衛星は、土地資源の調査、都市計画の策定、農業監視などの用途に供される。
・洪水や地震などの自然災害発生時における迅速な状況把握や環境監視も目的とする。
・中国による商業打ち上げサービスは、新興国の宇宙インフラ構築を支える基盤となっている。
【編集部コメント】
アルジェリアとの宇宙協力は、2017年の通信衛星打ち上げ以来、中国にとって北アフリカにおける重要な戦略軸として位置付けられる。本衛星の導入により、アルジェリアは自国主導での高精度な地上監視体制を強化することになる。中国の商業打ち上げは、コストと確実性を武器に、グローバル・サウス諸国の宇宙利用拡大を支える主要なインフラとして機能している。
【出典情報】
公式リリース:なし
参照情報(報道)
China Daily – China launches Algeria’s AlSat-3B remote sensing satellite
https://www.chinadaily.com.cn/a/202601/31/WS697df7b5a310d6866eb36c7e.html
The News International – China expands space capabilities with AlSat-3B remote sensing satellite launch
https://www.thenews.com.pk/latest/1390508-china-expands-space-capabilities-with-alsat-3b-remote-sensing-satellite-launch