【要点】

・防衛産業向けプロジェクト管理プラットフォームを展開するIntegrateは、2025年6月に米宇宙軍(USSF)から2,500万ドルの大型契約を獲得している
・同契約は米宇宙軍のプログラム遂行能力の近代化を目的とするもので、Mission Manifest Office向けに導入されている
・同社は元米空軍のジョン・コナフェイ(John Conafay)氏により2022年1月に設立されたスタートアップ
・独自のクラウドプラットフォームにより、機密データを保護しつつ、複数組織が数十億ドル規模の複雑なプロジェクトスケジュールを共同管理できる
・F-35戦闘機やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のような大規模・長期プロジェクトに不可欠な「安全なコラボレーション基盤」への需要拡大を見込む
・2026年2月には資金調達を発表し、宇宙軍との実績を足がかりに海軍、陸軍、情報機関、防衛関連企業向けへの展開を本格化させる方針

【編集部コメント】

本件は「新規契約」というよりも、2025年6月に締結された宇宙軍との2,500万ドル契約を実績として、2026年の資金調達および事業拡大を加速させる動きとして位置付けるのが適切です。宇宙軍が採用したセキュアなプロジェクト管理基盤は、打ち上げや衛星開発そのものではなく、それらを支える“実行インフラ”の近代化を意味します。宇宙ビジネスの競争力はハードウェアだけでなく、こうした統合的なプログラム管理能力にも左右される時代に入っていることを示す事例と言えるでしょう。

【出典情報】

公式リリース
Integrate Secures $25 Million Contract with U.S. Space Force to Modernize Defense Project Management – Integrate
https://www.integrate.space/news/integrate-secures-25-million-contract-with-u-s-space-force

参照情報(報道)
Integrate Secures $25 Million Contract with U.S. Space Force to Revolutionize Defense Project Management – Next Unicorn
https://nextunicorn.ventures/integrate-secures-25-million-contract-with-u-s-space-force-to-revolutionize-defense-project-management/