【要点】
・2026年2月13日、アイルランド初となる欧州宇宙機関(ESA)の関連施設「ESA Phi-Lab Ireland」が開設された。
・拠点はウェストミース州マリンガーのアイリッシュ製造リサーチ(IMR)内に設置され、国内の宇宙技術開発の国家プラットフォームとなる。
・本施設は、トリニティ・カレッジ・ダブリンのAMBERセンターとの提携により運営される。
・アイルランド政府が今後5年間でESAに投じる総額1億7000万ユーロ(約270億円)の投資計画における旗艦プロジェクトである。
・Phi-Lab(破壊的研究と商業ニーズを橋渡しするESAの拠点網)として、AIやロボット工学、先端素材の宇宙応用を促進する。
・開所式にはピーター・バーク企業・貿易・雇用相が出席し、6,500年前のオーク材を用いた記念プレートを公開した。
・MBRYONICS社とUbotica Technologies社の2社が、同拠点による最初の支援対象企業として選出された。
・報道によると、国内の宇宙関連企業は120社に達しており、本拠点の設立により国際市場での競争力と雇用創出をさらに加速させる。
【編集部コメント】
アイルランド政府による1億7000万ユーロのESA投資の一環として、国内初の宇宙技術開発プラットフォームが始動した。製造業のデジタル変革と宇宙ビジネスの融合を加速させる重要拠点として位置付けられる。欧州市場での競争力強化を目指す同国の宇宙産業にとって、持続的な成長を支える技術的基盤となることが期待される。
【出典情報】
公式リリース:ESA「ESA Phi-Lab Ireland launches to drive space tech innovation」
https://www.esa.int/Space_in_Member_States/Ireland/ESA_Phi-Lab_Ireland_launches_to_drive_space_tech_innovation
参照情報(報道):Irish Tech News「Ireland’s First European Space Agency ‘Phi-Lab’ Officially Launched as National Platform for Space Technology Development」
https://irishtechnews.ie/irelands-1st-european-space-agency-launches-today/
参照情報(報道):Midlands 103「Ireland’s First European Space Agency Launches in Westmeath」
https://www.midlands103.com/news/midlands-news/irelands-first-european-space-agency-launches-in-westmeath/