【要点】
・JAXAの新型宇宙ステーション補給機HTV-X1がISSから離脱し、結合運用を終了した
・HTV-X1は従来のH-II Transfer Vehicle(HTV)の後継として位置付けられ、ISS補給に加えて技術実証プラットフォームとしての運用も計画されている
・JAXAは離脱後、約3か月にわたり技術実証ミッションを順次実施する計画を公表している
・技術実証には、超小型衛星放出(H-SSOD)、軌道上姿勢運動推定実験(Mt. FUJI)、展開型軽量平面アンテナ軌道上実証(DELIGHT)、次世代宇宙用太陽電池軌道上実証(SDX)が含まれる
・技術実証フェーズ終了後は再突入により機体を処分する運用となる
【編集部コメント】
HTV-Xは「補給」で終わらず、離脱後に技術実証を続けられる点が大きな特徴です。ISS滞在での実運用実績に加え、約3か月の実証フェーズでどれだけ再現性のあるデータを取れるかが、次号機以降の機能拡張や将来ミッションへの適用可能性を左右します。
【参照情報】
参照記事
新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)の国際宇宙ステーション離脱日時の決定
https://www.jaxa.jp/press/2026/02/20260219-1_j.html
参照記事
Japan’s 1st HTV-X cargo craft leaves the International Space Station (photo)
https://www.msn.com/en-us/news/technology/japan-s-1st-htv-x-cargo-craft-leaves-the-international-space-station-photo/ar-AA1XFbm6