【要点】

・米宇宙軍は、United Launch Alliance(ULA)のVulcanで実施する国家安全保障ミッションについて、直近打ち上げで発生した異常の調査と是正が完了するまで実施しない方針を示した
・報道によれば、2026年2月のUSSF-87ミッションで固体ロケットブースター(SRB)ノズルに関連する異常が発生したことが背景にある
・ペイロードは計画軌道へ投入された一方で、宇宙軍は「問題が解決されるまでVulcanで国家安全保障打ち上げは行わない」としている
・調査と対策には“many months”を要する可能性があるとされ、今後の打ち上げ計画に影響が出る恐れがある
・参照記事では、次に予定されていたGPS関連ミッションなどへの影響や、打ち上げ確保(assured access)の観点での波及が論点として触れられている

【編集部コメント】

国家安全保障打ち上げは「成功したか」だけでなく、「同種のリスクを潰し切ったか」が運用継続の条件になります。Vulcanは移行期の中核ロケットとして期待が大きい分、SRBノズル周りの異常が続く状況は、認証後の運用テンポに直撃します。次の焦点は、原因の切り分けと是正策がどの程度早く確度高く示され、打ち上げ計画の再編を最小化できるかです。

【参照情報】
参照記事
発見できませんでした
発見できませんでした
参照記事
Space Force won’t launch Vulcan rockets until booster problem solved
https://phys.org/news/2026-03-space-wont-vulcan-rockets-booster.html