要点
- SpaceXは2026年4月29日10時13分(米東部時間)、Kennedy Space CenterのLC-39AからFalcon Heavyを打ち上げた。
- Falcon Heavyの打ち上げは、2024年10月のEuropa Clipper以来、約18カ月ぶり。
- 搭載されたViaSat-3 F3は、Viasatの次世代大容量通信衛星ViaSat-3シリーズの3機目。
- 衛星は静止トランスファ軌道へ投入され、Viasatは打ち上げ成功と初期信号取得を確認した。
- ViaSat-3 F3はアジア太平洋地域向けに、1Tbps級の通信容量を提供する設計。
- ViaSat-3 F1とViaSat-3 F2に続く衛星で、ViaSat-3シリーズのグローバル展開を補完する。
- 2基のサイドブースターはCape Canaveral Space Force StationのLanding Zone 2とLanding Zone 40に着陸した。
- センターコアはミッションプロファイルに基づき回収されず、大西洋へ落下した。
編集部コメント
Falcon Heavyの轟音がフロリダに帰ってきました。注目すべきは、今回でViaSat-3シリーズの3機がそろい、Viasatの次世代大容量通信網がグローバル展開に近づいたことです。1Tbps級という通信容量は、航空、海洋、離島、政府・防衛用途など、地上インフラが届きにくい領域で大きな意味を持ちます。宇宙からのブロードバンドが、地上網を補完する重要インフラとしてさらに存在感を増していく局面です。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
ViaSat-3 F3 Launches from Kennedy Space Center
参照記事
SpaceX Falcon Heavy rocket lifts off on 1st launch in 18 months