概況
再使用ロケットFalcon/StarshipとStarlink衛星通信網を擁する世界最大の宇宙企業
時価総額 約2.13兆ドル(基準日 2026-07-04)
直近売上高 約187億ドル(FY2025・前期比+33%)
概況
SpaceX(Space Exploration Technologies Corp.、Nasdaq:SPCX)は米国カリフォルニア州ホーソーンに本拠を置く宇宙輸送・衛星通信企業。2002年にElon Musk氏が創業。再使用型のFalcon 9/Falcon Heavyや、開発中の完全再使用型Super Heavy/Starshipなどのロケットと、低軌道衛星通信網Starlinkを擁する。NASAの商業有人輸送(Crew Dragon)・月着陸船(Starship HLS)契約や米国防総省の主要打上げ契約を確保し、商業打上げ市場で世界トップシェアを占める。Starlinkは世界最大の衛星コンステレーションとして加入者を急拡大し、収益の柱となっている。2026年6月にナスダックへ史上最大規模のIPOで上場した。売上は拡大が続く一方、Starship開発等の大型投資で損益は変動する。
宇宙関連の製品・技術
- Falcon 9/Falcon Heavy:再使用型ロケット(第1段の着陸・再使用)
- Starship/Super Heavy:完全再使用型の超大型ロケット(開発中)
- Dragon:有人(Crew)/貨物(Cargo)宇宙船
- Starlink:世界最大の低軌道衛星通信コンステレーション
- Raptor/Merlinエンジン:自社開発ロケットエンジン
主要顧客・パートナー・提携先
- 民生:NASA(Crew DragonによるISS有人往還、Starship HLS月着陸、CLPS等の打上げ)
- 国家安全保障:米宇宙軍・国家偵察局(NRO)のNSSL打上げ
- 商業:衛星事業者の打上げ、Starlinkの個人・法人・政府加入者
直近の宇宙関連事業の動向
2026年6月、1株135ドル・調達額約750億ドル(上場時 時価総額約1.77兆ドル)の史上最大IPOをナスダックで実施。GoogleへAI計算能力を月9.2億ドルで供給する契約や、テキサスの550億ドル半導体工場「Terafab」への税減免、再突入カプセル「Starfall」のFAA試験承認、2026年通算50回目のStarlink打上げなどを実施した。
主要ミッション・実績
- Falcon 9の再使用で商業打上げ市場の世界トップシェアを維持
- Crew DragonでISSへの有人往還を継続、Starship HLSで月着陸を担う
- Starlinkを世界最大の衛星コンステレーションへ拡大
- 売上は FY2023 103.9億ドル → FY2025 186.7億ドルへ拡大(下表)
決算データ(連結・As Reported/億ドル)
| 会計年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| FY2023 | 103.9 | -35.1 | -46.3 |
| FY2024 | 140.2 | 4.7 | 7.9 |
| FY2025 | 186.7 | -25.9 | -49.4 |
※ 会社報告値(米国会計基準/百万USDを億ドルに換算、stockanalysis.com集計〔原典=SEC S-1・Form 10-K〕)。2026年6月ナスダック上場。純損益はStarship等の大型投資で変動。本表は全社連結の実績です。
出所:決算=stockanalysis.com(NASDAQ:SPCX・年次損益/原典=SEC S-1・Form 10-K)/時価総額=stockanalysis.com(基準日2026-07-04)/会社概要・製品=SpaceX公式(spacex.com)。
※ 本ページのデータは公開情報をもとに一部推計を含めて記載。二次集計を含み、網羅・最新化できているとは限らず参考値としてご覧ください。
※ 本ページのデータは公開情報をもとに一部推計を含めて記載。二次集計を含み、網羅・最新化できているとは限らず参考値としてご覧ください。