要点
  • 無人のSpaceX「ドラゴン」宇宙船が、2026年6月17日午前5時11分(太平洋夏時間)、カリフォルニア州オーシャンサイド近くの沖合に着水し、NASA向けの第34次SpaceX商業補給サービス(CRS)ミッションを完了した。
  • 同機は6月16日午後0時25分(東部夏時間)に約1カ月の滞在を経て国際宇宙ステーション(ISS)から離脱し、将来の宇宙探査や地上の生活に資する可能性のある試料を持ち帰った。
  • 回収された研究には、微小重力下で育てられたバイオプリントの臓器・軟骨組織、将来の宇宙ミッションに向けた極低温燃料貯蔵の改善に関するデータ、新たながん治療法の開発が進むDNA着想の材料が含まれる。
  • バイオプリントの成果は再生医療の節目であり、微小重力下での軟骨プリントは地上より細胞を均一に分布させられ、移植用組織の品質向上につながる可能性がある。
  • 回収されたハードウェアには、乗組員の眼の健康を監視する眼球イメージング装置、船内空気から微量の汚染物質をろ過する吸着ベッド、廃棄物・衛生区画の分離ポンプが含まれる。
  • ドラゴンは、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の第40射場からファルコン9で打ち上げられた2日後の5月17日にISSへ到着していた。
  • 往路では、このカプセルにとって6回目の飛行となるなか、ドラゴンは約6,500ポンド(約2,950kg)の食料・科学ハードウェア・機器をISSへ届けていた。
  • 回収された研究には、微小重力環境を活用して血液幹細胞の生産を拡大しようとするNASAの実験の試料も含まれていた。

出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
SpaceX Dragon Splashes Down in Pacific, Completes Cargo Mission

https://www.nasa.gov/blogs/spacestation/2026/06/17/spacex-dragon-splashes-down-in-pacific-completes-cargo-mission/

関連記事
SpaceX Dragon splashes down off California coast with advanced science experiments from the ISS

https://eciks.org/9740-72513-international-space-station-spacex-dragon-splashdown-california