要点
- 米宇宙軍の宇宙システム軍団(SSC)が進める宇宙配備型の空中移動目標指示(SB-AMTI)計画で、SpaceXに加えRocket Lab、Lockheed Martin、L3Harris、Northrop Grumman、York Space Systemsなど計8社が調達枠(ベンダープール)に加わっていることが政府文書で明らかになった。
- SSCは先月、SpaceXにSB-AMTI計画で41億6,000万ドルの契約を付与したと発表しており、当初は計9社がプールに含まれるとしていた。
- 政府の調達記録によれば、9社の契約はいずれも今年3月23日から25日にかけて署名され、2031年3月まで続く。
- SpaceX以外の8社の契約額は1万ドルまたは6,666ドルにとどまり、プール内の地位を確保するための名目的な割り当てとされる。
- SpaceXの契約は3月時点の確定額が26億3,700万ドル、最大契約額は93億4,000万ドルに達し、当初開示額を大きく上回る規模となる。
- SB-AMTIは、ミサイルやドローンなど空中の脅威を宇宙から追跡・捕捉する宇宙配備センサー層の構築を目的とし、2028年までに低軌道へ衛星コンステレーションを展開する計画。
- 衛星は高性能センサーで空域を走査し、取得したデータをレーザーで連結した軌道上メッシュネットワーク経由で伝送する。
- SSCは今後1年で複数の追加契約を発注し、ベンダーの多様化による拡大を進める方針を示している。
編集部コメント
宇宙配備の常時監視センサー網は、既存の航空機による空中監視を補完・代替する動きとして各国で整備が進む。単一の主契約者を軸に多数のベンダーを束ねる調達手法は、開発速度とコストを重視する国防当局の姿勢を映しており、専門的なセンサーやシステム統合の技術を持つ企業に反復的な受注機会をもたらす可能性がある。
出典情報
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https://allmind.ai/news/8935a99441fc5f05e883653d7dcacd969c5cfc9b312214afd98abc67dd6c5b1f
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