要点
- 米宇宙軍のSpace Systems Commandは、Golden Dome for America向けSpace-Based Interceptor(SBI)技術の開発企業を選定した。
- 対象は20件のOther Transaction Authority(OTA)契約で、12社に対する潜在的契約総額は最大32億ドル。
- 契約は2025年末から2026年初めにかけて授与され、2026年4月に概要が公表された。
- 選定企業にはAnduril Industries、Lockheed Martin、Northrop Grumman、RTX Raytheon、SpaceX、True Anomalyなどが含まれる。
- SBIは低軌道に分散配置する迎撃機コンステレーションを想定し、弾道ミサイルや極超音速兵器などへの対応を目指す。
- 米宇宙軍は2028年の初期能力実証を目標としている。
- 詳細な契約内容は運用保全上の理由から公表されていない。
- 今回の選定は、米国のミサイル防衛構想で宇宙レイヤーの比重が高まっていることを示す。
編集部コメント
Golden Domeは、米国のミサイル防衛に宇宙配備型迎撃機を組み込む大規模構想です。今回の12社選定は、構想段階から試作・実証段階へ進む重要な節目といえます。一方で、低軌道に迎撃機を分散配備する構想は技術、コスト、運用ルールの課題が大きく、2028年の初期実証に向けて実現性が厳しく問われることになります。
参照情報
参照記事
Trump’s Golden Dome gets $3.2B of contractors and an AI sprinkle
https://www.theregister.com/2026/04/27/us_names_firms_to_develop/
参照記事
Pentagon Taps 12 Companies for Golden Dome SBI Tech
https://payloadspace.com/pentagon-taps-12-companies-for-golden-dome-sbi-tech/