要点
- RTXのRaytheonは2026年4月28日、米宇宙軍Next-Generation Overhead Persistent Infrared(Next-Gen OPIR)GEO Block 0向け2基目センサーの納入を発表した。
- センサーはLockheed Martinに納入され、同社が製造するNext-Gen OPIR GEO衛星に搭載される。
- Next-Gen OPIR GEOは、ミサイル警戒・追跡能力の強化を目的とする静止軌道衛星プログラム。
- Raytheonのセンサーペイロードは、ミサイル発射時の熱源を検知する光学設計とアルゴリズムを用いる。
- 同社は極超音速兵器を含む高度な脅威の検知を想定している。
- Lockheed Martin製の衛星は中緯度地域を継続的にカバーする計画。
- Next-Gen OPIR GEOは、既存のミサイル警戒衛星群とLEO/MEOの新たなシステムを補完する。
- Raytheonは2機分のセンサーペイロードを設計・製造しており、1機目は初期打ち上げ能力を支援できる状態にある。
編集部コメント
Raytheonによる2基目センサー納入は、米国のミサイル警戒衛星アーキテクチャ更新が着実に進んでいることを示します。Next-Gen OPIR GEOは高高度からの長時間観測を担い、LEO/MEOの分散型システムと組み合わせることで多層的な警戒網を構成します。大型GEO衛星と新興の低・中軌道レイヤーをどう統合するかが、今後のミサイル警戒能力の焦点になります。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
RTX’s Raytheon Delivers Second Missile-Warning Sensor to US Space Force
参照記事
Raytheon delivers second missile-warning sensor for U.S. Space Force’s next-generation OPIR satellite program