要点
- Lunar Outpostは2026年5月7日、Industrious Venturesがリードする3,000万ドルのオーバーサブスクライブ・シリーズB調達を完了したと発表した。
- Type One Ventures、Eniac Ventures、Reliable Equityほかが参画した。
- 同社によれば投資家関心は約9,000万ドル相当に達したが、希薄化抑制と短期運用への集中を理由に、調達額を3,000万ドルに上限設定したという。
- Lunar OutpostはJustin Cyrus(CEO)、AJ Gemer(CTO)、Forrest Meyen(CSO)、Julian Cyrus(COO)が共同創業し、月面・宇宙環境向けのモビリティと自律システム開発を手掛ける。
- 今回の資金はローバー機体の量産・開発加速、製造能力拡張、NASA Artemisおよび米国安全保障プログラム向けミッション準備機の展開支援に充てる。
- 具体的にはアントワープのセンサー設計・エンジニアリングチームの増員、次世代自律スワーム技術を担うソフトウェアStarweaveの開発、指揮統制通信システムStargateの強化を進める。
- 同社は過去4年で毎年売上を倍増させ、現時点で月面・シスルナーミッション8件の確定契約を保有し、モビリティ系の一部協業ではMDA Spaceがコンソーシアム参画先と公表されている。
- 同社は「月面で稼働する商業ローバーとしては世界初」と位置付ける機体を運用しており、他の商業企業合算を上回る数の月行きローバーを計画していると主張する。
- 本シリーズBは、月面経済の産業基盤として活用するモビリティ・自律・通信のコアモジュールをスケールアップするための資金と位置付けられている。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Lunar Outpost Secures $30M Series B to Build the Industrial Foundation of the Space Frontier and Economy
参照記事
Lunar Outpost raises $30M Series B for lunar surface mobility; MDA Space is among the consortium partners