要点
  • Axiom Spaceは2026年5月14日、東京で開いた記者会見で、アジア太平洋地域の商業低軌道(LEO)・有人宇宙活動需要に応じる完全子会社「Axiom Space Japan」を2026年7月1日付で設立すると発表した。
  • Axiomの現Chief Technology Officer Asia Pacificで元JAXA宇宙飛行士の若田光一氏が日本法人を主導し、日本政府機関、研究機関、産業界との連携の下、機材開発・製造、微小重力研究、軌道上計算分野で事業を展開する。
  • CEOのJonathan Cirtain氏は、2030年までに同社の民間ステーション「Axiom Station」に4名の常駐乗員を置く構想を明らかにし、その一翼を日本人宇宙飛行士に担ってほしいと述べ、日本法人設立を日本側にとっての研究・産業・宇宙飛行士・政府にとってのLEOへの長期直結ルートと位置づけた。
  • 発表週には米国大使館、防衛省、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、文部科学省、JAXA、三井物産、三菱重工業、三菱電機、日本LEO社中とも面談を行った。
  • Axiomは三井物産との資本提携を既に締結済みで、Cirtain氏はJAXAとも日本人飛行士向け宇宙服提供で協議中であることを明らかにした。
  • Axiom Stationの構築は段階的に進められ、2028年に初期モジュールを打ち上げて国際宇宙ステーション(ISS)に接続、その後追加モジュールを統合した上で離脱し独立運用へ移行する予定で、独立後の試験運用は2029年後半に開始される。
  • 本子会社設立により、2030年のISS運用終了を見据えた日本のポストISS有人宇宙活動戦略において、Axiomは戦略的なカウンターパートとして位置づけられることになる。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Axiom Space、アジア太平洋需要拡大に対応する日本子会社を設立

https://www.axiomspace.com/news/axiom-space-japan-subsidiary

参照記事
Axiom Space CEO、日本人常駐の米民間宇宙基地に期待

https://www.47news.jp/14300670.html