要点
  • Rocket Lab Corporation(Nasdaq: RKLB)は2026年5月21日、米宇宙軍宇宙システム軍団から9000万ドルの契約を獲得し、Heimdall宇宙状況把握ペイロードを搭載する静止軌道衛星2基の設計・製造・統合・運用を担うと発表した。
  • 本契約はRocket LabにとってGEO向け初の衛星製造プログラムであり、同社の垂直統合型ミッションモデルを新たな軌道領域へ拡張する。
  • Rocket Labは主契約者として、機体、ペイロード統合、政府提供の打上げ機への統合、最大5年の軌道上運用までを担う。
  • 2基はRocket LabのLightningバスをベースに、GEOの熱・放射線・推進・姿勢維持要件に合わせて改修される。
  • Lightningは現在、宇宙開発庁(SDA)のTranche 2 Transport Layer-BetaおよびTranche 3 Tracking Layer向けほか、商業コンステレーションでも生産が進む。
  • Heimdallペイロードは、GEO帯の物体追跡能力強化を目的とした小型・低コストの電気光学センサで、Rocket Labが2025年に買収したGEOST事業を改称したRocket Lab Optical Systemsが製造する。
  • 今回の発注は、2021年に開始されたHeimdallペイロード2基の試作契約を実機納入へ移行させるもので、機体組立・統合・試験はカリフォルニア州ロングビーチのRocket Lab Spacecraft Production Complexで行われる。
  • 打上げ後のミッション運用もRocket Labの施設から実施される。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
ロケットラボ、米宇宙軍からSDAペイロード搭載GEO衛星建造の9000万ドル契約を獲得(公式)

https://www.rocketlabusa.com/updates/rocket-lab-awarded-90m-contract-to-build-geo-satellites-hosting-space-domain-awareness-payload-for-u-s-space-force/