要点
- 英Space Solarと米LonestarはStarVaultデータ保存モジュールをSpace Solar宇宙機に搭載するLOIを5月下旬に締結した。
- LEO、MEO、GEOにわたる主権を有する安全な軌道上データインフラを構築する狙い。
- 協業は3つの領域に及び、StarVaultをSpace Solar宇宙機に適合させる共同エンジニアリング、Space Solar顧客がLonestarのストレージと処理能力を利用できる相互データサービス、複数軌道での展開を含む。
- Space Solarのモジュール型軌道上組立構造体は500kWを超える設計で、200kW以上で複雑性が増す展開型ソーラーアレイの限界に対処する。
- Lonestarは2028年予定のSpace Solar「OSPREYBuilder」軌道上組立実証ミッションにライドシェア顧客として参加し、2030年以降は大型かつ高出力のホスト型構造体への拡張を計画する。
編集部コメント
演算ペイロードを専用の軌道発電インフラに搭載する形は、衛星単体に太陽電池を載せる設計から、共有可能でスケーラブルな電力レイヤーへとin-spaceデータセンター構想の重心を移しうる。英米のフロンティア企業の組み合わせは、軌道上のエネルギーとデータ基盤を一体スタックとして捉える民間の関心が広がっていることを示している。
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