【要点】

・SpaceXはFalcon 9で同日中に2回のStarlinkミッションを実施した
・東西の発射拠点から合計で多数の衛星を低軌道へ投入した
・一方のミッションで使用された第1段ブースターは通算25回目の飛行となり再利用回数の記録を更新した
・打ち上げ後のブースターはドローン船への着陸に成功し、再使用運用を継続した
・Starlinkコンステレーションの拡充により、グローバルな通信網の容量・カバレッジ拡大を進める
・同一日・複数拠点からの打ち上げは、運用スループット向上を示す事例となった
・再利用回数の増加により、打ち上げコスト低減につなげる狙いがある
・高頻度打ち上げは今後も続く見込みで、商用打ち上げ市場への影響が注目される

【編集部コメント】

Falcon 9で25回目の再利用が実現したことは、再使用ロケット運用が成熟段階に入っていることを示す。さらに同日2回の打ち上げを成立させた点は、発射・回収・整備を含むオペレーション能力の高さを裏付ける材料となる。こうした高回転の実績は、将来のより大型な打ち上げシステムの運用設計や商用展開にも経験として活用される可能性がある。

【参照情報】
公式リリース
SpaceX – Starlink Mission
https://www.spacex.com/launches/sl-6-104
参照記事
Falcon 9 rocket sets new reuse record on SpaceX’s 2nd Starlink launch of the day (video)
https://www.space.com/space-exploration/launches-spacecraft/spacex-starlink-17-25-b1063-vsfb-ocisly-6-104-b1067-ccsfs-asog