【要点】
・韓国政府とHanwha Aerospaceは、2026年に同国初となる民間主導の商用衛星の打ち上げを計画している。
・Hanwhaは韓国航空宇宙産業(KAI)の株式を7年ぶりに取得し、「韓国版SpaceX」を目指す体制を強化した。
・これまでの政府主導の開発から、民間が設計・製造・運用を統括するビジネスモデルへの転換を図る。
・打ち上げには韓国自力開発のロケットNuri(KSLV-II)の技術を継承した次世代機が検討されている。
・本プロジェクトにより、国内の宇宙産業サプライチェーンを育成し、グローバルな衛星受託市場への参入を狙う。
・宇宙航空庁(KASA)の設立に合わせ、官民の役割分担を明確にし、商用宇宙利用のスピードを加速させる。

【編集部コメント】

ハンファによるKAIへの出資と商用衛星計画の進展は、韓国宇宙産業が「研究開発」から「産業化」へ脱皮したことを象徴している。国防・航空分野の巨頭が手を組むことで、垂直統合型の強力な競争力が生まれ、アジアにおける宇宙ビジネスの勢力図を塗り替える可能性がある。
【参照情報】
参照記事
(LEAD) S. Korea to launch first private-led commercial satellite in 2026
https://biz.chosun.com/en/en-industry/2026/03/16/DJPNQI6WB5FQPDOTUKLVNXMTFQ/

参照記事
Hanwha Buys KAI Stake After 7 Years, Eyes ‘Korea’s SpaceX’
https://dbr.donga.com/kfocus/view/en/article_no/2203