【要点】
・米宇宙軍の2027年度予算要求額は710億ドルで、2026年度の約400億ドルから約80%増となる
・このうち約590億ドルはbase budget、約120億ドルは別枠のreconciliation packageで賄う構成となっている
・重点項目には、低軌道と中軌道でのResilient Missile Warning and Tracking program向け約50億ドル、22件のNational Security Space Launch missions向け40億ドルが含まれる
・研究開発費は406億ドル、調達費は190億ドルとなり、既存プログラムの拡張と新規能力整備を大きく押し上げる内容となっている
・Space Force Associationは、この予算案が宇宙を戦闘領域として重視する歴史的な投資判断だとして支持を表明した
【編集部コメント】
2019年の創設以来、最も野心的な予算案です。「宇宙はもはや戦域(ドメイン)である」という認識が、名実ともに数兆円規模の裏付けを得たことになります。この予算が承認されれば、民間宇宙企業への発注も爆発的に増えるでしょう。
【参照情報】
公式リリース
SFA Statement on the FY2027 Presidential Budget Request
https://ussfa.org/statement-fy2027pbr/
参照記事
Space Force Poised for 80 Percent Funding Boost in 2027 Budget
https://www.airandspaceforces.com/space-force-80-percent-funding-boost-2027-budget/