【要点】
・防衛省は、宇宙領域の活用に必要な「共通キー技術」の先行実証事業について、iQPSとの契約が成立したと発表した
・各種衛星コンステレーションの活用に向け、衛星で取得した情報をリアルタイムで処理し、他の衛星へ高速で伝送する技術の確立を目指す
・事業では、小型衛星で取得した画像などのデータの衛星上での高度処理を実現するオンボードデータ処理や、光通信によるデータ伝送の宇宙実証を行う
・本件は、令和5年度契約で試作した技術実証衛星の軌道上実証に当たり、防衛省は民間事業者と連携して宇宙領域の防衛能力強化に取り組むとしている

【編集部コメント】

「見ること(観測)」の次は「いかに早く伝えるか(処理・伝送)」が宇宙防衛の焦点です。民間スタートアップであるiQPSが、国の安全保障に直結するキー技術の担い手として正式に契約したことは、日本の防衛産業における「官民連携」の新しいステージを象徴しています。
【参照情報】
公式リリース
防衛省 QPS研究所衛星データ処理実証契約
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2026/04/03c.html
参照記事
防衛省、衛星データ処理技術の実証契約が株式会社QPS研究所との間で成立(4月3日)
https://j-defense.ikaros.jp/docs/mod/005006.html