【要点】
・CAS Spaceは、新型の液体燃料ロケット「Lijian-2」の初飛行に成功した
・「Lijian-2」は、Common Booster Core(CBC)構成を採用し、500km太陽同期軌道に8トン、200km近地軌道に12トンの投入能力を持つ
・参照記事によると、将来的な回収・再使用が実現すれば、打ち上げコストをSpaceXの「Falcon 9」の半分程度まで低減できる可能性に言及している
・初飛行では「QZ-1 prototype test spacecraft」「New Journey-01 satellite」「Tianshi-01 satellite」の3機を予定軌道へ投入した

【編集部コメント】

中国の民間ロケット企業がいよいよ「再使用とコスト競争力」で米国への対抗心を露わにしています。「Falcon 9の半額」という目標が現実になれば、世界の打ち上げ市場の勢力図は劇的に塗り替えられることになります。かつての「国家プロジェクト」から「利益追求の商業プロジェクト」への転換が、この機体の成功に象徴されています。
【参照情報】
公式リリース
力箭二号遥一运载火箭成功发射
https://www.cas-space.com/article/512.html
参照記事
中国の新型商用ロケット「力箭2号」が初飛行に成功/再使用時の打ち上げコストは”スペースXの半分”を見込む
https://toyokeizai.net/articles/-/940415