【要点】
・Pale Blueは2026年4月8日、茨城県つくば市の「つくば生産技術開発拠点」のお披露目会を開催し、推進機の量産体制を本格化させた。
・同拠点では、独自推進機の技術開発から製造、検査、出荷までを1カ所で完結させる一気通貫体制を構築している。
・公式リリースでは、真空チャンバー、振動試験機、クリーンルームなどの主要設備を集約し、リードタイム短縮と生産能力向上を図るとしている。
・参照記事では、同社が開発する「水」を推進剤とする推進機の量産拠点であり、土地取得費を含む総事業費は約16億円、現在は約15人が勤務し、将来的に最大60人体制を目指すと報じられている。
・4月8日のお披露目会には茨城県知事、つくば市長らが出席し、地域の宇宙産業集積と雇用創出への期待が示された。
【編集部コメント】
これまで研究開発色の強かった小型衛星向け推進機が、いよいよ量産インフラを伴う工業製品フェーズへ移りつつあります。Pale Blueの強みは、水を使う推進機という技術そのものだけでなく、それを継続供給できる製造体制を整え始めた点にあります。コンステレーション時代には推進機も量産性が問われるため、この拠点開設は日本の宇宙コンポーネント産業にとって重要な節目です。
【参照情報】
公式リリース
Pale Blue つくば生産技術開発拠点稼働開始
https://pale-blue.co.jp/jpn_news/1338/
参照記事
小型衛星向けエンジンのペールブルー、茨城県つくば市に生産拠点
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=044&ng=DGXZQOCC084CP0Y6A400C2000000