【要点】
・ISROは、インド国内の宇宙状況把握体制を強化するため、北東部に宇宙監視用レーダー、ラダックに光学望遠鏡を設置する計画を進めている
・北東部には自国開発のactive phased array radar、ラダックのHanleには高標高の立地を活かした光学望遠鏡を配備する構想
・これらの設備は、低軌道を中心に増加するスペースデブリや人工衛星の追跡能力向上を目的とする
・背景には、軌道上の混雑進行に伴う衝突リスクの上昇と、インド独自の宇宙状況把握能力を高める必要性がある
【編集部コメント】
「宇宙の渋滞」はインドにとっても無視できない課題になっています。北東部のレーダーとラダックの望遠鏡という組み合わせは、全天候と高精度観測を補完し合う戦略的な布陣です。打ち上げ能力だけでなく、宇宙を監視し守る能力の整備に踏み込んだ点は重要です。
【参照情報】
公式リリース
International Conference on Spacecraft Mission Operations, SMOPS-2026 (準公式)
https://www.pib.gov.in/PressReleasePage.aspx?PRID=2250197
参照記事
ISRO to setup space tracking radar in Northeast, telescope in Ladakh
https://www.wionews.com/india-news/isro-to-setup-space-tracking-radar-in-northeast-telescope-in-ladakh-1776415725788/amp