要点
- MDA SpaceはAirbusから、OneWeb低軌道コンステレーション拡張向けアンテナの設計・製造契約を受注した。
- 受注内容は、880基超のKa-band steerable antennasと440基のKu-band user replacement antennasで、合計1,320基超となる。
- OneWebコンステレーションはEutelsatが保有・運用しており、低軌道で約650機の衛星を展開する。
- 今回の契約は、MDA Spaceが2016年にOneWeb向けに受注した約2,000基のアンテナ供給に続くリピートオーダーとなる。
- アンテナはMDA SpaceのMontréalにある量産衛星施設で製造、組立、試験される。
- 完成したアンテナは、Airbusが製造するArrow通信衛星に統合される予定。
- Eutelsatは2024年12月と2025年12月に、OneWeb拡張用としてAirbusにそれぞれ100機、340機の衛星製造契約を発注している。
- 今回の受注は、OneWebの拡張・補充フェーズにおいて、MDA Spaceが主要サプライヤーとしての役割を継続することを示す。
編集部コメント
「打ち上げ」が注目されがちですが、その裏でMDA Spaceのような「アンテナの王様」が着実に収益を上げています。OneWebが拡張や補充に向けて動く中で、MDA Spaceとの強力なサプライチェーンが維持されていることは、欧米の衛星コンステレーション連合の強みと言えます。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
MDA SPACE CONTRACTED BY AIRBUS FOR REPEAT ORDER OF ANTENNAS FOR ONEWEB CONSTELLATION EXTENSION
参照記事
MDA Space awarded repeat antenna order by Airbus for OneWeb constellation extension