要点
- 米空軍省とDefense Innovation Unitは、Advanced Nuclear Power for Installationsプログラムの候補地としてBuckley Space Force BaseとMalmstrom Air Force Baseを選定した。
- 同プログラムは、商業企業が所有・運用する原子力マイクロリアクターを米空軍省の施設に導入する構想である。
- Buckley Space Force BaseはColorado、Malmstrom Air Force BaseはMontanaに所在する。
- 選定では、電力インフラ、土地の利用可能性、重要任務の要件などが評価された。
- 目的は、停電や危機時でも重要任務を継続できるエネルギー・レジリエンスを高めることにある。
- 公式発表では、今後数カ月で各基地のエネルギー需要に合うベンダー技術と組み合わせる予定とされている。
- 参照記事によると、Buckley Space Force BaseではRadiant Industriesがマイクロリアクターの開発・設置に関与する見込み。
- 公式発表では2030年またはそれ以前の展開が見込まれており、参照記事ではBuckley向け原子炉の2028年納入見通しにも言及している。
編集部コメント
「基地の中に原子炉」と聞くと驚くかもしれませんが、マイクロリアクターは重要施設の安定電源として注目されています。特に24時間365日の稼働が求められる宇宙軍基地にとって、外部グリッドの障害に左右されにくい電源は任務継続の要となります。Buckley Space Force Baseでの取り組みは、宇宙・ミサイル防衛関連任務を支えるインフラ強化の一例と言えます。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
Buckley SFB, Malmstrom AFB Selected for Advanced Nuclear Power for Installations Program
参照記事
Colorado’s Buckley Space Force picked to have nuclear microreactor on base
https://www.cbsnews.com/colorado/news/colorados-buckley-space-force-nuclear-microreactor/