要点
- インドのRed Balloon Aerospaceは、成層圏で運用するスーパープレッシャー気球の打ち上げ計画を発表した。
- 同気球は高度約20〜30kmで長期間の滞空を目指す設計とされる。
- スーパープレッシャー気球は内部圧力を維持することで、高度変動を抑えた運用が可能とされる。
- 主な用途は、地上インフラが不十分な地域における通信カバレッジの補完である。
- 農村部や遠隔地に対し、4G/5Gなどの通信サービス提供が検討されている。
- 衛星通信と比較して低遅延が期待される一方、運用高度やカバレッジ範囲には制約がある。
- ロケット打ち上げを伴わないため、比較的低コストな展開手段として位置づけられる。
- 同社は今後、実証飛行を通じて運用性能の検証を進める見込み。
編集部コメント
成層圏気球は、衛星と地上インフラの中間に位置する通信手段として再び注目されています。特に広大な農村地域を抱える国では、コスト効率の高い接続手段として一定の役割を果たす可能性があります。過去の類似プロジェクトの課題をどこまで克服できるかが、実用化の鍵となります。
参照情報
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