要点
- Scout Spaceは2026年5月6日、Washington Harbour Partnersをリード投資家とするシリーズAラウンドで最大1,800万ドルの調達を完了したと発表した。
- バージニア・イノベーション・パートナーシップ法人(VIPC)、Noblis Ventures、Decisive Point、Fusion Fundなど既存投資家も参画した。
- 資金は今後の宇宙ミッションと製造能力拡張に充当し、北バージニアに新設する2,600平方フィート(約240㎡)の製造拠点立ち上げに使われる。
- 2019年設立のScout Spaceは宇宙ドメイン認識(SDA)向けセンサーおよびソフトウェアを開発する企業で、最初の軌道機を2021年に投入。
- 同社製品は宇宙機が周辺軌道上の物体を観測・特性化することを可能にする。
- Scoutは旗艦SDAセンサー「Owl」を、Blue OriginのBlue Ring宇宙機(GEO以遠での荷物搭載・軌道上サービス向け多用途プラットフォーム)の初飛行ミッションに統合する作業を進めている。
- また、米国宇宙軍との取引も拡大しており、SDA能力を対象とする複数のTactical Funding Increase(TACFI、戦術資金増額)契約を獲得している。
- シリーズAはSDAセンサー量産化、複数の飛行ミッション支援、北バージニアをSDA製造ハブとする位置付けの強化を狙う成長資金と位置付けられる。
- 製品ラインは混雑度を増す軌道空間で商業・政府ユーザーが安全運用するための衝突回避とランデブー・近接運用(RPO)能力提供を目的とする。
- Washington Harbour Partnersおよびバージニア州系投資家の参画は、国家安全保障の成長分野としてのSDAに対する官民の継続的関心を反映している。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Scout Space Raises $18M Series A to Scale Space Domain Awareness Capabilities and Expand Manufacturing in Northern Virginia
参照記事
Scout Space Raises $18M To Expand Space Domain Awareness Systems