要点
  • SpaceXは2026年5月15日、ケープカナベラル宇宙軍基地のSLC-40から、3度目の挑戦で午後6時05分(現地時間)に国際宇宙ステーション補給ミッション「CRS-34」を打ち上げた。
  • Falcon 9はカーゴ型Dragon宇宙船を上段に搭載し、約6,500ポンドの物資・機材・科学実験用品を軌道上の宇宙ステーションへ届ける。
  • 第1段ブースターは今回が6回目の飛行で、発射台に隣接するランディングゾーン40へ帰還着陸し、SpaceXは事前にフロリダ州各郡にソニックブーム発生の可能性を告知していた。
  • Dragon宇宙船も6回目の宇宙飛行で、約37時間の遷移後、日曜午前7時頃にハーモニーモジュール前方ポートへ自律ドッキング予定である。
  • 科学搭載物の主な内容は、宇宙の細菌挙動と地上の微小重力シミュレータを比較する「ODYSSEY」、宇宙天気の影響を受ける荷電粒子を観測する「STORIE」、微小重力下での赤血球・脾臓変化を評価する「SPARK」を含む。
  • これらに加え、惑星形成モデルへの応用を視野に微小重力下のダスト粒子運動を研究する「Laplace」、骨粗鬆症治療法に資する木材ベース骨スカフォールド上の骨細胞成長を観察する「Green Bone」なども搭載された。
  • Dragonの到着監視はNASA宇宙飛行士Jack HathawayおよびESA宇宙飛行士Sophie Adenotが担当し、ドッキング状態を約1か月維持した後、太平洋への着水帰還が予定されている。
  • 今回はスペースコーストから2026年33回目の打ち上げで、当地からの直近の打ち上げ(5月1日)以来となった。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
NASAのSpaceX 第34回商業補給ミッション概要

https://www.nasa.gov/general/nasas-spacex-34th-commercial-resupply-mission-overview/

参照記事
SpaceX、ISS補給ミッションを打ち上げ ブースター回収でソニックブーム発生

https://www.orlandosentinel.com/2026/05/15/sonic-boom-potential-back-again-friday-as-spacex-tries-for-launch-to-space-station/

参照記事
SpaceXのブースター、ケープカナベラル宇宙軍基地からISS物資を打ち上げ後に帰還

https://www.upi.com/News_Photos/view/upi/36fa4153c469ce44d66290d3a0adc2b0/SpaceX-Booster-Returns-After-Launching-Supplies-to-the-ISS-from-Cape-Canaveral-Space-Force-Station-Florida/