【要点】
・米国とニュージーランド政府は2026年3月にワシントンD.C.で第2回宇宙対話を開催し、二国間の宇宙協力の深化を確認する共同声明を発表した。
・商業宇宙の重要性が強調され、宇宙飛行の安全性、打ち上げ、ペイロード、科学技術、技術安全保障に関する協力継続が確認された。
・宇宙安全保障分野では、軍事宇宙協力や地上インフラのリスク管理について協議が行われ、ニュージーランドの関連法制度の進展が言及された。
・ニュージーランドの地理的特性が、迅速な打ち上げ能力とレジリエンス向上に寄与する点が再確認された。
・NASAとニュージーランドの研究機関による地球観測分野の共同研究や人材交流の継続が示され、アルテミス合意に基づく協力や月探査関連の議論も行われた。

【編集部コメント】

ニュージーランドは今や、Rocket Labを筆頭とする「打ち上げの要所」としてだけでなく、地上インフラの法整備を進める国としても存在感を高めています。米国にとっては、インド太平洋地域における打ち上げ拠点と安全保障パートナーの双方を兼ね備えた重要な「宇宙同盟国」となりつつあることが伺えます。
【参照情報】
公式リリース
Joint Statement on U.S.-New Zealand Space Dialogue
https://www.state.gov/releases/office-of-the-spokesperson/2026/03/joint-statement-on-u-s-new-zealand-space-dialogue/
参照記事
Second US-New Zealand Space Dialogue
https://www.mbie.govt.nz/about/news/second-us-new-zealand-space-dialogue