【要点】
・米宇宙軍の宇宙システム軍団(SSC)幹部は、組織規模の拡大計画、調達改革、若手士官への権限移譲について、全拠点向けのAll-Callで方針を示した。
・SSCは、任務需要の拡大を見据えて人員と拠点の拡充を進める考えを示し、今後の予算増加を前提に宇宙軍全体の規模拡大に備えるとしている。
・調達改革では、権限をProgram Executive Officersに移しつつ、プログラムオフィスの構造見直しを進め、能力をより速く現場に届ける体制への転換を図る。
・若手士官には、より小規模で機動的な組織の中で早期から大きな責任を担うことが求められており、SSCは訓練課程の見直しも進めている。
【編集部コメント】
SSCのマイケル・ゲトライン司令官が繰り返し述べている「商用技術をいかに早く戦場に届けるか」という課題に対し、組織文化から作り直そうとする強い意志が感じられます。特に「若手への権限移譲」は、官僚的なプロセスを内側から破壊しようとする、非常に野心的な試みですね。
【参照情報】
公式リリース
Space Systems Command leadership details service expansion
https://www.ssc.spaceforce.mil/Newsroom/Article-Display/Article/4442986/