【要点】
・Space BDは、JAXAの宇宙戦略基金事業の技術開発テーマ「SX-ARK(熱とデバイス)領域」で、OOKUMA DIAMOND DEVICEを代表機関とする研究開発に協力機関として参画すると発表した。
・対象課題は「ダイヤモンド半導体による小型SARの熱制約打破と性能向上に関する研究開発」である。
・研究では、送信電力増幅器に起因する小型SAR衛星の熱制約に対し、ダイヤモンド半導体技術で熱設計自由度と観測性能の向上を狙う。
・Space BDは、宇宙環境での性能検証に向けた地上試験仕様の策定と進捗管理、宇宙機搭載を見据えた技術要求の抽出とフィードバックを支援する。
・さらに、国内外の衛星・component maker networkを活用した初期顧客開拓と販路形成まで、技術開発から市場実装までを包括支援する。
【編集部コメント】
小型SAR衛星では、観測性能を高めようとすると送信系の発熱がsystem設計全体を縛る。材料技術でその壁を崩しにいく今回の取り組みは、単なる部品改良ではなく、衛星性能の上限を押し上げる可能性を持つ。宇宙実装支援に強いSpace BDが市場投入まで視野に入れて関与する点も実務的だ。
【参照情報】
公式リリース
Space BD、宇宙戦略基金事業において大熊ダイヤモンドデバイスを代表機関とする技術開発に協力機関として参画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000050164.html
参照記事
Space BD、ダイヤモンド半導体で小型SAR衛星の熱課題に挑む新プロジェクトに参画
https://sorae.info/biz/20260410-spacebd-sx-ark.html